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森川如春庵 - 中京の麒麟児Ⅰ

 投稿者:ケイさん  投稿日:2008年 9月23日(火)12時50分57秒
  通報 編集済
  森川如春庵を語る上で外せないのは、三井物産の創設者で三井財閥の大番頭と言われていた益田鈍翁との関わりでしょう。
二人は大正二年に初めて言葉を交わしたそうですが、その時に如春庵は40歳も年上の大鈍翁に対して「あなたは金の力で物を買うが、私は目の力で買っている」と言ったそうです。(私達庶民から見ると如春庵も金の力で買っている、と言いたい所ですが...(笑))
その時、如春庵は26歳だったというから驚きです。それ以来如春庵鈍翁は世代を超えた親友となって行きます。

鈍翁が90歳の時に如春庵が一行書の揮毫を頼んだそうですが、その時に如春庵は気に入らなかったのか3回も書き直しをさせたそうです。
それに対して鈍翁は、手紙で
なんぼ親友でもこんな面倒な字をかけと言われてはたまらぬ。今後は書かない、絶交を申し渡す
というような事を書いたすぐ後に、
この度の御ほうびに三日間この地に遊びにくるべし。つもる話が山のようにある
という意味の文章が続き、二人の親密さが表れています。
 
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